あとがき:なぜ、私たちはこの15本のコラムを書いたのか
私たちは、映像を制作する会社です。しかし、私たちが向き合ってきたのは、映像そのものではありません。企業が抱える課題、人が抱える悩み、組織の変化、そして社会が直面するさまざまなテーマに対し、「映像文化」という切り口から何ができるのかを考え続けてきました。
コンプライアンス、安全衛生、ハラスメント防止、メンタルヘルス、人材育成、採用、地域社会への啓発活動──。こうしたテーマに長く携わる中で、私たちは一つのことを学びました。映像は、人の心を動かす力を持っています。だからこそ、その力は、人を煽るためではなく、人を理解するために使われるべきではないか。人を分断するためではなく、人と人をつなぐために使われるべきではないか。その思いは、創業以来、変わることがありません。
今回の15本のコラムは、何かを批判するために書いたものではありません。また、正解を示そうとしたものでもありません。私たち自身が、日々の仕事を通じて考え続けてきた問いを、読者の皆様と共有したいと思ったのです。
